インプラントとは

インプラントとは、人の体に埋め込んだ医療器材のことです。
特に歯科医療では、失った歯のあった箇所に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、骨と人工歯根がくっついてから人工の歯を取りつける治療方法を指します。
見た目が白く自然で、グラつくことなくしっかりと噛めるため、「第二の天然歯」と呼ばれることもあります。
インプラント治療が気になる方のために、歯科インプラントとはどんなものか、メリット・デメリットの両方を説明いたします。
インプラントのメリット
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●天然歯のようにしっかり噛める
顎骨に固定されているため、グラつくことがなく、天然歯のようにしっかり噛めます。また、噛む力も天然歯とほとんど変わらないため、天然歯のように硬いものも噛めます。
●白く自然な見た目
人工の歯はセラミックなどの素材で製作します。そのため白く自然で、治療したことがわかりません。また人工歯は丈夫なため、欠けや割れも起こりにくくなっています。
●まわりの歯に負担をかけない
インプラントは、ブリッジのようにまわりの歯を削ったり、部分入れ歯のように隣の歯に金具を引っかけないで治療・装着ができます。そのため、健康な残った歯に負担をかけることがなく歯の寿命を守ることができます。
●お手入れがスムーズ
インプラントのお手入れは天然の歯と同じように、毎日の歯磨きと定期的な歯科医院でのメンテナンスを行うだけです。入れ歯のように毎日はずして洗う必要がありません。
●長年使い続けることが可能
入れ歯は長年使い続けていると少しずつ摩耗していきます。また、歯肉などの状態も変化していくため、調整や作り替えが必要になります。インプラントは一度作ってお手入れを続けていけば、長年使い続けられます。
インプラントのデメリット
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さまざまなメリットがあるインプラントですが、いくつかのデメリットもあります。
●手術するため治療期間がかかる
インプラントでは、顎の骨に人工歯根を埋入します。そのため歯ぐきを切開する簡単な手術が必要になり、治療期間もかかります。
●治療できないこともあります
顎骨が薄い・骨量が少ないと人工歯根を埋め込めないためインプラント治療ができません。
麻酔でショック症状を起こしたことがある方や重度の心臓病や肝臓病、糖尿病の方は病状によっては治療が難しくなります。また、歯周病の方は歯周病が治ってからの治療となります。詳しくはご相談ください。●治療費が必要です
自由診療のため、保険診療となるブリッジや入れ歯よりも治療費がかかります。ただし、噛みやすく見た目も自然なことから、インプラントをお選びいただく方はたくさんいらっしゃいます。